【受注製作可能】ポロワースで編んだネックウォーマー2020

糸の長い長い名前は、とても誠実な自己紹介になっています。タスマニア島で飼育されているポロワース種の羊は、オーストラリアでメリノ種とリンカーン種を掛け合わせてできた品種で、とても柔らかな手触りが特徴です。なんと毛肉兼用種。そのポロワース羊からとれたウールを紡ぎ、職人さんが手仕事で染めた(ハンドダイ)糸です。実はウール糸って少しチクチクして重たいものが多いのですが、この糸は驚くほど軽く柔らかで、触り心地が良いのです。Paintやランタナと異なり、短いピッチで染め分けられた色合いは、編み進めていくとすぐにクルクルと色が変わっていき、カラフルな可愛い迷彩柄のような模様が編めます。
　ポロワースに合わせるのは、単色で少し風変わりなフワールとアルパカレジェーロ。これらの糸の編み地はまるでフェルトのように、編み目がほとんど見えなくなります。単色の平面の中にポッカリと開いた迷彩柄の四角い小窓の模様です。
　Katia Ingenuaのマフラーと同じダブルニッティングという技法で、表と裏の二枚を同時に編み進めています。裏表が糸の入れ替わった色違いのリバーシブルなので、その日のファッションや気分に合わせて二通りのデザインで楽しんでいただけると思います。

※手編みの一点もののネックウォーマーにつき、同じ色番でも色・模様の出方が異なります。また、光のあたり具合や閲覧環境によって実際の色味とは異なって見えることがあります。ご了承ください。


使用糸：ポロワースプラスハンドダイ(ウール100％)、フワール(ウール48％ナイロン40％アルパカ12％)、アルパカレジェーロ(アルパカ75％ナイロン25%)
サイズ：幅23cm程度、長さ50cm程度(モデル身長158cm, 160cm)
　　　　※手編み製品のため、サイズにはばらつきがございます。
写真撮影：江下碧　
モデル：Remi、零
撮影場所：ふらんす座、(株)AMATERASU