【受注製作可能】Katia Ingenuaで編んだマフラー

Katia Ingenuaで編んだ不思議なドット柄マフラー、新色の登場です。今シーズンはモヘア糸がカラフルな段染め糸になりました。 美しい3色に加え、ポップなのかシックなのかよく分からない、つまりはどちらのコーディネートにもしっくりくる茶系とグレー系の2色が仲間入りです。

▼素材：Katia Ingenua moda:モヘヤ78％、ナイロン13％、ウール9%
パピー4ply:ウール100%
▼サイズ：幅20cm前後、長さ170~180cm(モデル身長169cm)

・1点ずつ手編みしているため、また毛糸玉一つ一つの色の出方が異なるため、写真とは完全に同じものにはなりません。ご了承ください。
・使用するパソコンのモニター設定や部屋の照明により色の変化が感じられる場合がございます。
・手編みの特性上、使用しているうちに幅が狭く、長さは長くなっていきます。スチームを当てて横方向に伸ばすと、元のサイズに近くなります。
・お手入れ方法は、同封する糸のラベルでご確認ください。



(以下は2020年の紹介文)
　私の一番好きな季節はなんと言っても秋です。暑い暑い夏をやり過ごし、ようやく風がピンと涼しくなり、ウールで編んだニットを身につけることができるようになります。夏の濃い緑の葉も好きですが、次第に色づいてくる木々を見ると、嬉しくて楽しくて。そわそわしてしまいます。中でも、母校の校内や近隣の公園に植えられたアメリカ楓の燃えさかるような紅葉には、毎年心が踊ります。
　この糸を初めてみた時、その大好きなアメリカ楓の赤やオレンジを思い起こしました。このなんとも言えず美しいモヘア糸に、同系色のシンプルなウール糸を組み合わせ、素晴らしい色と質感の違いを存分に楽しんでいだだけるデザインを考えました。編み地はシンプルなダブルニッティング、二本の糸を一目ずつ交互に編むことで、表裏の二枚の編み地を同時に編み進めていく技法です。時々表と裏の糸を入れ替えることで、裏表糸違いの同じ模様のリバーシブルを表現することができます。ポロワースのネックウォーマーと同じ技法で編んでいますが、こちらの作品は探しに探した同系色の糸なので、どちらがどちらの糸なのかわからなくなり、迷子になることが多々あります。ラインナップの中で、完成までの時間が一番長く掛かり、技術的にも編むのがとても大変な作品でした。
　Paintと同じくスペインはバルセロナに拠点を置くKatia社の2019-20年シーズンの新作糸です。炎のような赤とイエローに加え、深い深い夏の緑の３色をご用意しました。

使用糸：Katia Ingenua(モヘア78%ポリアミド13%メリノ9%), プリンセスアニー(ウール100%), ４PLY(ウール100%)
サイズ：幅17~20cm、長さ170~180cm